胸の奥で死ぬ言葉

君に伝えきれずに、今。芸人備忘録。

同期アイロンヘッドから見たバンビーノ2/2

NSC大阪30期生のアイロンヘッド(辻井亮平、毛利雅俊)、同期バンビーノ(石山大輔藤田裕樹)の二人の関係性について語る。

 

バンビーノ公式チャンネルのシリーズ、もてなしバンビーノに出演した時の話。バンビーノのケンカする感じが面白いという。

辻井亮平:あのバンビーノは昔あれも出ましたしね、もてなしバンビーノっつって
毛利雅俊:……ああ! 出ました!
辻井亮平:バンビーノがやってる動画配信の奴
毛利雅俊:そう、そうそう
辻井亮平:1回目か何か僕ら、2回目かな?
毛利雅俊:うん
辻井亮平:ゲストで呼んでくれて
毛利雅俊:藤田が料理ができるんですよ
辻井亮平:そうそう。あんときもカメラ回ってすぐ、もう、すぐ揉めて、二人が
毛利雅俊:そうそう! そうそうそう!
辻井亮平:石山と藤田が
毛利雅俊:ああ!
辻井亮平:で、それがえー、アイロンヘッドをどう囲むかでめっちゃ揉めだしてん
毛利雅俊:そうそうそうそうそうそう。藤田石山で俺らを中に挟みたいのか
辻井亮平:(笑)
毛利雅俊:みたいな、そんなんやったよな? それか、バンビーノ、アイロンヘッド(で並ぶ)みたいな。どっちにするかみたいな
辻井亮平:そうそう。ほんで藤田も普段の二人の感じやったら絶対「石山さん、すんません」みたいな感じやから
毛利雅俊:まぁまぁ
辻井亮平:俺らが来てるもんやから、ちょっと弱いとこ見せられへんぞってなって、「いや、俺にも考えがある」みたいな。
毛利雅俊:(笑)
辻井亮平:「アイロンヘッドをここに挟んだ方がええんや」
毛利雅俊:なんやねん(笑)
辻井亮平:「なんやねん! いつもはお前二つ返事でやっとるくせにおいこらぁ!」みたいになって、もう全部放送中に…(笑)
毛利雅俊:思った思った
辻井亮平:早よもてなしてくれよって
毛利雅俊:わかるわかる
辻井亮平:いやぁ、しょっちゅうあるんで
毛利雅俊:もてなす態度じゃなかったよな
辻井亮平:そうなんですよ、あの二人のケンカの感じめっちゃおもろいんすよ
毛利雅俊:ちょっとだけ藤田がぐ~っと抵抗する奴やろ?
辻井亮平:そうそうそうそう。「あそこまで言うことないよなぁ!?」って
毛利雅俊:「前はでもこういう並び方でやってん!」みたいな
辻井亮平:そうそう「アイロンヘッドはこっちでもてなした方がおもろいやろ!」みたいな
毛利雅俊:(笑)
辻井亮平:いやもうどっちでもなんやもうするから、はよもてなしてくれって(笑)いや、そうなんですよ、しょっちゅうね
毛利雅俊:うーん
辻井亮平:そんなんもあるんで
毛利雅俊:そうそう
辻井亮平:一緒に仕事したいですよね、バンビーノはめっちゃ面白いからね
 

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同期アイロンヘッドから見たバンビーノ1/2

 

2016年8月2日よしログより。
NSC大阪30期生のアイロンヘッド(辻井亮平、毛利雅俊)、同期バンビーノ(石山大輔藤田裕樹)の二人の関係性について語る。
 
2016年8月2日のお台場の夢大陸ステージでのバンビーノの様子。鹿の前身タイツを忘れた藤田に対する石山の反応。
 
辻井亮平:お台場のね、夢大陸ステージっていうのに午前中、行かしてもらってたんですけど、雨の中皆さん来てくださってね。で、同じブロックに同期のバンビーノが出てたんですよね
毛利雅俊:出てましたね
辻井亮平:彼らのステージがすごい面白くて
毛利雅俊:何?
辻井亮平:何かといいますと、まず楽屋にいるときから、ADさんというかプロデューサーの人に「今日お客さんどっち求めてる感じですか?」って聞いてたんですよ
毛利雅俊:石山が?
辻井亮平:ダンソンなのか? スンシーなのか? どっち求めてるのか
毛利雅俊:まあまあ、どっちもキングオブコント出てるからな
辻井亮平:「いや、ダンソンじゃないすかねぇ……?」って言うててん。ほんで「そうですか、わかりました。子供も多いですし」って。ほなら石山はもうあのダンソンの恰好でちゃんとメイクもしてフルで着替えもしてるわけですよ。で、そんな中、藤田は
毛利雅俊:藤田ね
辻井亮平:あの、鹿の方です。
毛利雅俊:鹿の方
辻井亮平:は、鹿は持ってきてるけどタイツ忘れててん
毛利雅俊:最悪やん!(笑)
辻井亮平:せや。その時点でちょっともうピリピリなってたんす、楽屋で
毛利雅俊:それは何、藤田は言うたん? 石山に
辻井亮平:いやまあ一応その時点では言うてんねん。もう忘れてるって、もう石山怖いから。ビリビリしてて。ほんでまあバンビーノの番始まって、僕見てたんすよ。まず藤田が最初出ていって
毛利雅俊:出ていってた
辻井亮平:出ていって、まだあのプロデューサーのことがあんま信頼できんかったんやろな、アンケートをとったんすよ 
毛利雅俊:おお
辻井亮平:今日スンシーとダンソンどっちが見たいですかって
毛利雅俊:なかなか
辻井亮平:鹿の奴持って、まあまあスンシーの奴は別に道具ないから。どっちがいいですか拍手くださいって
毛利雅俊:うんうん
辻井亮平:ダンソンがいい人は拍手、スンシーがいい人は拍手って
毛利雅俊:うん
辻井亮平:スンシーの方がめっちゃ多かってん
毛利雅俊:あ、そうなん! ダンソンじゃないんや?
辻井亮平:ダンソンじゃなくて、スンシーの方が多くて、石山はもうフルのダンシングフィッソン族でおるわけですよ
毛利雅俊:ヒョウ柄の奴な
辻井亮平:そう。ほんで、でもそうなってもうたから、もう藤田もどうしようって感じになって。でも藤田的に言うたら鹿持ってへんからラッキーなわけですよ
毛利雅俊:スンシーやりたいよな
辻井亮平:そうなんすよ。その辺もまあ石山なんか腹立ったんでしょうね。もう途中でバーンってダンソンのまま出ていって「なんやねんお前、ここまで用意してんねん」って。まあここは一笑いあるじゃないですか
毛利雅俊:ああ
辻井亮平:「何なんすか、しゃーないすね」つって、そのままスンシーのネタをやったんですよ。もうこのダンシングフィッソン族のこの先生のまま。藤田はそのままの恰好でいけるわけやから。で、スンシーのネタ終わりました、わーってええ感じなったんすよ。でも、やっぱり石山納得できへんかったか知らへんけど「ダンソンもちょっともうやりますよ」ってなって
毛利雅俊:フル装備してるからな
辻井亮平:ほんで、「や、藤田この辺で、じゃ動物出てくるんじゃないすか」つったら、もう藤田が「やるんか」って感じで、鹿こうかぶって、ばっとこうね、セッティングするわけですよ、鹿の感じで。ほなその瞬間に石山くんが、お客さんの目の前でですよ「ていうかお前、タイツ忘れとんな! おい! お前何ができんねや! お前!」ってお客さんの前でめちゃくちゃ藤田が怒られだして(笑)
毛利雅俊:(笑)
辻井亮平:ほんで、ほんで、あの鹿って「ダンソン!」って始まらないと振り向かないわけじゃないですか?
毛利雅俊:ああ
辻井亮平:その普通の石山のキレにビビりすぎて、ちょっと振り向いて、こうやって振り向いて「ごめん」みたいな感じで、めっちゃ可哀想やってん(笑)
毛利雅俊:だって藤田もさ、あのさスンシーのときさ、マッサージされる側の奴やん? あん時の顔さ、「スンシー! ススンシーシー!」って(真顔)
辻井亮平:せやねん(笑)
毛利雅俊:もっとさあ気持ちいい顔とか楽しそうな顔とかあるんやろけど
辻井亮平:もう石山が怖いから。もう、しょっちゅう怒られてるんで
毛利雅俊:(笑)
辻井亮平:もう怖すぎて
毛利雅俊:可哀想やったな(笑)
辻井亮平:もう鹿の顔もちょっと泣いてんちゃうかなってぐらい悲しい顔になってましたからね。ほんでまあ一応ダンソンも終わって、藤田すぐ俺んとこ来て、「や、みんなの前であんなに怒らんでええよな……」って
毛利雅俊:(爆笑)
辻井亮平:可哀想に(笑)しかも今日単独ですよ、ほんで
毛利雅俊:あーそうかぁ
辻井亮平:そうですよ。まあまあ今頃頑張ってるんでしょうけど。いや、しょっちゅう怒られてるんですよ
 

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バンビーノ石山が相方に藤田を選んだ理由

2015年7月17日、東京テレビセンターで行われた『ジュラシック・ワールド』のラプトル公開捕獲イベントより。バンビーノの石山大輔藤田裕樹とコンビを組んだ理由について語っていた。

 

バンビーノのコンビ結成のきっかけは、イケメンとコンビを組みたかった藤田が、当時、やせていてかっこよかった石山に声をかけたことだが、一方で石山の方は藤田をどう見ていたのか。

 


バンビーノ石山、ダンソンやりすぎて足が競輪選手並みに?映画「ジュラシック・ワールド」公開捕獲イベント3

 
お二人、もしもですよ自分が難しいけれども手懐けられるっていう人がいたら
石山:手懐ける?
手懐けてみたい人
石山:はー
まあ芸能界の方でも
石山:芸能界の方でもいいし、誰でもいい。手懐ける、ありますか?
藤田:手懐ける……
石山:手懐ける
藤田:そうですねぇ、まあちょっと、相方ですかね
石山:……え? 俺?
藤田:やっぱこっちが書いてるんすよ、ちょっとネタをね、いつも。んでいつも「藤田、こうやってこうやって、まあ今回ちょっと動物やけどすまんなぁ」と言われてるんですけど、まあちょっと僕が色々こう指示したいですね、やっぱりね。
あ、じゃあ逆に狩猟者になられる?
藤田:ああ、そういうこともあり得ますね、はい
石山:はい。ただあの藤田くんはちょっとあの、ネタ合わせの時に、一番はじめコンビ組んで一枚目のネタが、6ページくらいノートびっしり書いてたんですよ
藤田:そう! 書いたんです!
石山:あの、ボケゼロだったんです。どこも笑うとこなかったです。
藤田:(苦笑)
石山:ただその話が鶏が卵を産んだら、すぐ人間に食べられる。で、もし人間に置き換えたら成人式で二十歳になった時に、鬼みたいなやつがもしおるとしようと、人間の上に。ほな食われるんちゃうかと。人間より上の存在がいたらどうするかっていうのをつらつら6~7ページ書いてて、ボケゼロなんですよ!
すみませんが、話についていけないくらいの展開でしたけど…
石山:いや、難しいでしょ? ただその思想で僕は選んだんです。この考えしてる奴は、もしかしたら俺が面白いと思ってることを共感してくれるかもしれないというのに賭けたんです。
藤田:今思ったらまあネタというよりは……論文
石山:(笑)
藤田:卒論
石山:卒論みたいな
藤田:のをちょっと見せてしまったという感じ
意外とIQがすごい高いのかもしれませんね 
藤田:IQ?
石山:IQ(笑)
その妄想というか……
藤田:そうですかね
石山:手懐けたいですか
藤田:手懐けたいなぁ、でもなぁ
石山:やっぱり8.6秒バズーカですかね(笑)
藤田:(笑)
石山:やっぱりねぇ、あの「ちょっと待てお兄さん」って言うんでね、待ってたんですけど、気づいたらごぼう抜きされてまして。で、いやでも今回「ちょっと待て!」っていうのあったじゃないですか?
はいはい
石山:この時点で8.6秒バズーカの仕事やったんちゃうか?っていう。やっぱりまず8.6秒バズーカが「バンビーノさん!」ってやって「まあまあ8.6秒バズーカもこう言ってるし」というね。やっぱり人気で言ったら雲泥の差がありますから
藤田:(笑)
石山:これやっぱりね、そこはもう8.6秒バズーカですね
じゃあちょっと手懐けてみたい?
石山:まあ、もうちょっと、だから走ってもらって、僕もまあサイドカー乗って並走するんで(笑)
藤田:(笑)
石山:そういう形で行きたいなと
藤田:今はまだサイドカー
石山:まだサイドカーでしたね、そのうち切り離されるんで、僕。その時たぶんヒョウ柄脱いでます、僕ら
 

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